- 2009年10月26日 16:15
- Custom Firmware | Firmware | PSP
Pandora's Battery を使用せずにFWの書き換えができるPSP用ソフト
解説
日夜新しい Homebrew がリリースされている中逆行する形ではありますがリカバリーツールの "Recovery Flasher" を紹介します。
実は以前にも取り上げた のですが本ソフトがバージョンアップしていたりと若干情報が古いものになっているので現状の状態に合わせて書いていきます。
・リカバリーモードから "PSPを復活させる" (以前の記事)
今回もリカバリーモードには入れるもののFWに不具合がある場合を想定して解説します。
因みに執筆時現在最新版である CFW 5.50 GEN-D2 から CFW 5.00 M33-6 のインストールを確認しました。
導入方法 & 使用方法
○ 必要なもの
・リカバリーモードに入ることができるPSP* (CFW導入済み)
・Recovery Flasher (v1.60)
・システムソフトウェア バージョン 5.00 のアップデータ*
※ リカバリーモードに入れるからといって必ずしも修復できるとは限りません
※ CFW 5.00 M33-6 を導入したい場合は OFW 5.00 のアップデータですが CFW 3.71 / 3.80 / 3.90 / 4.01 を導入したい場合はそれぞれ対応したアップデータを用意してください
※ XMBに入れない場合はリカバリーモードからUSB接続してください
上記リンクから Recovery Flasher (rflash160.rar) をダウンロード・解凍。
PSPを接続させます。
解凍して出てきたフォルダ "RECOVERY" を
ms0:/PSP/GAME
へ転送。
続けて導入したいCFWに対応したアップデータ (EBOOT.PBP) を以下のようにリネーム。
※ ( ) 内は導入可能なCFWのバージョン
バージョン 5.00 のアップデータ なら "500.PBP" にリネーム (CFW 5.00 M33-6)
バージョン 3.71 のアップデータ なら "371.PBP" にリネーム (CFW 3.71 M33-4)
バージョン 3.80 のアップデータ なら "380.PBP" にリネーム (CFW 3.80 M33-5)
バージョン 3.90 のアップデータ なら "390.PBP" にリネーム (CFW 3.90 M33-3)
バージョン 4.01 のアップデータ なら "401.PBP" にリネーム (CFW 4.01 M33-2)
リネームしたアップデータ "XXX.PBP" を
ms0:/PSP/GAME/RECOVERY
又はMS直下 (ms0:) に転送。 (どちらでも構いません)
接続を切り離した後PSPの電源を落とします。
※ "FW1.50" のフォルダは OFW 1.50 用のものです
※ "Pandora" は Pandora を使用してサービスモードから起動できますが省きます
Rボタン を押しながら電源を入れてリカバリーモードに入ります。
Run program at /PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBP
の項目で ×ボタン を押しましょう。
Recovery Flasher が立ち上がります。
規約に一通り目を通したら
I do NOT agree to this!
同意しない
I AGREE, now take me to the program!
同意する。 ソフトを起動する
I AGREE - never show this again!
同意する。 今後この画面を表示させない
上の3つのうちから選択して ×ボタン を押してください。
同意した場合にはソフトが起動します。
始めに "Target FW : X.XX (X to cycle/change)" を ×ボタン で押していき導入したいFWを選択します。
※ CFW 5.00 を導入したいなら "Target FW : 5.00" のように選択
※ インストールする際はバッテリーを充分に充電してください。 ACアダプタのみでは弾かれてしまうので注意
Install CFW (of version selected above) を選択してインストールを進めましょう。
○ 今回直接の関係はありませんがメニューの簡単な解説です
Restore (リストア) は "修復" や "復元" という意味
Install fresh OFW 1.50
OFW 1.50 のインストール (PSP-1000)
Flash/Restore complete FW from backup
Flash (内部ファイル) のリストア
Backup Flash content
Flash (内部ファイル) のバックアップ
Cache special updater modules
リストアに必要なモジュールをアップデータから抽出することでリストア時にオリジナルのアップデータが不要になる (ms0:/PSP/SYSTEM/UPDPRX/XXX.PBP 以下に保存)
Restore : XMB theme related files
XMBのテーマをリストア
Restore : Setting
設定 (flash1) のリストア
Restore : PSN Store activation
PlayStation®Network の認証ファイル (flash2) をリストア
> Launch another app from /PSP/GAME....
GAME フォルダを参照してアプリを起動する
Make NAND dump
NAND のバックアップ
Make the battery a PANDORA one
JigKick Battery の作成
EXIT
終了
設定を初期化する場合は "reset (format) settings as well" をしない場合は "do not reset (format) settings" を選択します。 (初期化することをお勧めします)
インストールが開始されるのでしばらく待ちましょう。
完了したら何かキーを押して終了させてください。
再起動後、指定したCFWが導入されているはず。
ホットなニュースとして PSP-3000 でもCFWと同様の機能が利用できる HEN の最新版 "5.03 GEN-B for HEN" がハロウィン (10月31日) にリリースされるとのこと。
CFW 5.50 GEN-D の機能が搭載されるようなので PSP-3000 を所持している方はリリースが楽しみですね。
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Comments:12
- stica 2009年10月30日 22:43
ms0:/PSP/GAME/RECOVERYとms0:それぞれ入れる場所を変えて試してみましたが、80010002「起動に失敗しました」となってRecovery Flasherが立ち上がりません。
アップデータは500.PBPを使用しました。
何がいけないのでしょうか?- jjppp 2009年10月30日 23:00
> stica さん
カーネルが "1.50 Kernel" になっていませんか?
リカバリーモードからも起動できないでしょうか?起動する場合はアップデータがなくとも起動できるので最悪 Pandora's Battery (Jigkick Battery + Magic Memory Stick) からリカバリーしてください。
・Jigkick Battery 作成方法 (内部リンク)
- stica 2009年10月31日 20:13
たびたび申し訳ありません。
リカバリーモードから起動すると、一度画面が暗くなった後、バックがXMBで「起動に失敗しました」と表示されます。
カーネルは5.XXとなっていました。UltraPandora Installer v.4.Cも試してみましたが、相変わらず「破損データ」扱いになって起動できませんでした。
- jjppp 2009年11月 3日 17:24
> stica さん
リカバリーモードから Pandora's Battery を作成できるCFWでなく別のCFW導入済みのPSP本体を所持しているわけでもないのなら購入するしかないですね。
どうしても購入が面倒と言うのなら危険ではありますが flash0 をマウントして正常なものに書き換える方法も考えられます。 (FWが同じものでないと起動しなくなります)
個人的には Pandora's Battery のセットを作っておくと今後も使えますし良いのかなと。
GEN-A のインストール中に原電が落ちる等のトラブルはありませんでしたか?- SIVA 2009年11月 3日 21:17
これをやってみましたけど、やはりダメでした。
FWは5.00を使用しました。
RECOVERYフォルダ・MS直下にいれて
試してみましたが、やはりだめです。5.XXカーネル、1.50カーネルの両方も
やってみましたが、だめでした。もうパンドラバッテリー使わないとだめですかね><?
- jjppp 2009年11月 3日 21:56
> SIVA さん
そうですね。
この修復方法は "リカバリーモードから直接アプリを起動できる" というCFWの機能を利用してFWの書き換えを行なうわけです。
ですから、XMBまで立ち上がらないPSPの修復等が可能です。しかし、リカバリーモードには入れても破損の度合でアプリの起動ができないということもあります。 そうなると Recovery Flasher では修復できないと言うより起動自体ができない状態になりますよね?
Pandora's Battery はサービスモードを起動させて、そこからMSを読み込むのでFWの破損と関係なく修復できます。
そのため基本的にはどんな状態にあっても修復することが可能です。
少なくとも SIVA さんの状態なら Pandora's Battery で直せます。flash0 のマウントが可能ならそこから同じFWの正常なデータを書き換えてあげれば直る可能性も…… と2つ上にも書きましたが Pandora's Battery を作成するのが良いかと。
- くふら 2009年11月30日 21:50
USB接続が出来なくて復旧できなかった、アップデート失敗したPSPが復帰しました。
こんな方法があるのですね。
全く機械音痴なので、本当に助かりました。ありがとうございます!- jjppp 2009年12月 2日 23:49
> くふら さん
いえいえ、コメントを残して頂けて嬉しいです。
USB接続ができないとは内部のファイルにアクセスして修復したかったということですかね? それともそれが修復したい点だったのでしょうか。
一先ず上手く作業できたようで何よりです。
- you 2009年12月 3日 14:47
はじめまして。
いつもこのサイトを活用させてもらっているものです。先日GEN D2にアップグレードしたのですが、あまり調子が良くなく、昔使っていて問題のなかった5.00 M33-6に戻したいのですがこのツールでできますでしょうか?
- jjppp 2009年12月 4日 02:03
> you さん
それはどうも。
回答ですが
因みに執筆時現在最新版である CFW 5.50 GEN-D2 から CFW 5.00 M33-6 のインストールを確認しました。
と記事中にある通りです。 (プラグイン周りはオフにしてください)
ただ、15日に GEN-D3 のリリースが控えていること、単純なバックアップの点からNANDを取っておくことを推奨します。 そのときの状態にほぼ戻すことが出来るので。
・NANDからPSPを復活できる環境に NAND Manager
それでは今後ともご贔屓に (笑
- you 2009年12月 4日 16:50
>jjpppさん
丁寧な回答ありがとうございます。
一度やってみたところできなかったのですが、プラグインをオフにしていなかったので、もう一度試してみます。
GEN-D3がリリースされるんですかー。
D2にしてPSPFilerが使えなくなったので、使えるようになれば嬉しいのですが・・・。NANDのほうもやっておこうと思います!
今後もよろしくお願いします。
- jjppp 2009年12月 4日 18:43
> you さん
なるほど、そういう経緯でしたか。
場合によってリカバリーモードからもFWの書き換えができないことがあるようです。
そんなときのためにもNANDを取っておくと良いですよね。GEN-D3 は今月上旬に発売されるタイトルにも対応とのことで期待が膨らみますがHomebrewの互換性についての向上はないと思うので起動は難しいかもですね。

