可逆圧縮音声ファイルのTAK(Tom's lossless Audio Kompressor)のGUIです
解説
インターネットをしていると Monkey's Audio (.ape) 、 Free Lossless Audio Codec (.flac/.fla) 、 Apple Lossless (.m4a) 、 The True Audio (.tta) そして今回紹介する Tom's lossless Audio Kompressor (.tak) 等の形式を見かけることがあると思います。
これらの形式は可逆圧縮 (ロスレス圧縮) と呼ばれ展開後のデータが圧縮前と等しいため音質が劣化せず更にエンコードが高速で行える* のも合わせてファイルの交換時や音質を維持して保存したい場合に用いられます。
※ 可逆圧縮だから高速なわけではありません。 音声データに限らずZIPアーカイブ等も可逆圧縮と呼び逆にMP3ファイル等圧縮前のデータと等しくならないものを非可逆圧縮 (不可逆圧縮) と呼びます。 非可逆圧縮では圧縮率が高い反面変換する度にデータが劣化してしまいます
音質はそのままでサイズを抑えられるためPCで再生する分には便利なのですが対応しているソフトや機器が少ない点が難点です。
今回は "TAKファイル + CUEシート (キューシート)" をイメージファイルとしてマウントする方法を紹介します。
これにより音楽CDとして扱うことができるのでCDリッピングソフトでリッピング、各形式にエンコードできます。
導入方法
○ 必要なもの
・変換したい "TAKファイル + CUEシート"
・TAK (エンコーダー)
・TakTGF
・適当な仮想ドライブ作成ソフト (DaemonTools,Alcohol 52% 等)
※ 動作には .NET Framework Version 2.0 が必須です
TAKのページから TAK_1.1.2 Final (TAK_1.1.2.zip) を TAFのページ(仮)から TakTGF1.1 (TakTGF1.1.zip) をそれぞれダウンロード・解凍。
解凍した TAK_1.1.2 の Applications 内にある "Takc.exe" を TakTGF1.1 内の "TakTGF.exe" と同じフォルダに移動。
使用方法
TakTGF.exe を起動させます。
出力ディレクトリから保存先を指定しましょう。
TAKファイルをD&Dで読み込ませます。
実行 をクリックすると確認のダイアログが表示されるので OK を選択。
コマンドプロンプトが立ち上がり処理を終えると指定した保存先にWAVE形式として出力されます。
この状態でも再生はできますがCUEシートを読み込んでいないためトラックが全て繋がっています。
音楽CDとして読み込ませます。
CUEシートをテキストエディタで開いて
FILE "ファイル名.wav" WAVE
と色付きの部分が "wav" になっているか確認してください。
ここが "tak" の場合は "wav" と書き換えましょう。
変換したWAVEファイルとCUEシートを同じフォルダ内に配置します。
CUEシートを仮想ドライブ作成ソフトで読み込ませると音楽CDとして認識されます。
後は編集がし易いようにWAVE形式にしても良いですしポータブルMP3プレーヤー用に変換しても良いでしょう。
"APEファイル + CUEシート" や "TTAファイル + CUEシート" も同様にファイルをWAVE形式に変換後CUEシートを読み込ませることでマウントできます。 (TakTGFはTAK形式専用のデコーダのため使用できません)
・多くの形式に対応したエンコーダー MediaCoder
・CDDBからの情報取得もできるCDリッパー CDex
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